
スティーヴ・ライヒのグループによる演奏で2枚のCDに「ドラミング パート1〜4」、「6台のピアノ」、「マレット楽器、声とオルガンのための音楽」を収録。「ミニマリズム」は同じパターンを延々と繰り返して、ちょっと変わる、またちょっと変わる……で単調な音楽をイメージしがちだ。わざわざ演奏者を動員しなくても、いまだったらプログラミングで何とかなりそうな、いや機械の方が正確にできて良いのでは?とか思う人もいるかもしれない。でも実際はダイナミックでグルーヴする、人でないと演奏できない世界だと思う。(1974年)