2021年10月31日

CD17 シューマン 幻想小曲集 他

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最後のCDはアンコール・ピース集なのか、短い室内楽の曲が集められている。いちばん親しまれているは、モーツァルトと同時代に生きた盲目の女性、マリア・フォン・パラディスの「シチリアーノ」だろう。他にもブリテンの「チェロ・ソナタ」も収録されていて、鋭い切れ味を見せつける演奏だと思う。このCDにはどこにもバレンボイムが登場しておらず、心なしかしっとりした演奏になっている。バレンボイムは「ユダヤ教に改宗までさせておいて、病気になったら見捨てるダメ夫」みたいに言われるけど、二人の間のことはだれにもわからない。天衣無縫に弾くデュプレはバレンボイムあればこそ、だったのかもしれない。

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ところでこのボックスセットは、ご覧のように横に引き出すと、取り出しやすいようにCDとリーフレットが収められている。箱の造りとしてはかなり工夫されていて良いとおもうのだけれど、妻がフタを上から被せたら、どうやって引っ張っても抜けなくなってしまい、フタの一辺にカッターで切れ込みを入れたら抜くことができた。「こんなにキツいのに、気がつかなかったの?」「だって、すっぽり入ったもん」「………。」くれぐれも、フタを上から被せないように用心してください。
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2021年10月29日

CD16 ブラームス チェロ・ソナタ第2番  チャイコフスキー ピアノ三重奏曲

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ブラームスのチェロ・ソナタは1962年のエジンバラ・フェスティバルでのライブで、音質はよろしくない。でも演奏のイキが良いというか、粗削りな感じが新鮮だ。チャイコフスキーは、イスラエルでの放送音源で1972年の録音。「偉大な芸術家の想い出に」と献辞を添えて、旧友のニコライ・ルビンシテインを追悼している。第二楽章は変奏曲が続く中でフーガが出て来たリして、古典派の香りがする。
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2021年10月26日

CD15 ブラームス チェロ・ソナタ第1番、第2番  ブルッフ コル・ニドライ

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ブラームスのチェロ・ソナタはCD13と同じく、バレンボイムがピアノを弾いている。同じ奏者で同じ曲を、好き嫌いがつくまで聴き比べる趣味はない。というか、聴いても分からない。「コル・ニドライ」の方はCD4がピアノ伴奏だったが、こちらは管弦楽版だ。バレンボイムがイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団を指揮している。(1968年録音)
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2021年10月20日

CD14 ベートーヴェン チェロ・ソナタ第3番、第5番 他

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ベートーヴェンの二つのチェロ・ソナタの次には、ファリャの「スペイン民謡舞曲」を収録。ベートーヴェンの方は、やはりバレンボイムとのエジンバラ・フェスティバルでの演奏が、CD6に入っていた。こちらはデュプレが元気だった頃の演奏で、リラックスした雰囲気が伝わってくる。スタジオ録音ということもあって、ゆとりをもって聴くことができる。(1965年録音)
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2021年10月18日

CD13 ブラームス チェロ・ソナタ第1番、第2番  ボッケリーニ チェロ協奏曲

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ブラームスのチェロ・ソナタは、夫のバレンボイムがピアノを弾いている。ボッケリーニの協奏曲も、やはりバレンボイムがイギリス室内管弦楽団を振って伴奏をつけている。ブラームスの伴奏はバレンボイムの繊細さがよく出ているというか、ピアノなのにあたかも協奏曲でオーケストラの弦が鳴っているようにも聴こえてくる。ハイドンと同時代に生きたボッケリーニの協奏曲は、憂いをたたえた優しい雰囲気だ。
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