2021年08月07日

ライト・アズ・ア・フェザー / チック・コリア & リターン・トゥ・フォーエヴァー   CD

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「カモメのチック」と同じセッションからリリースされた、言ってみれば姉妹盤。フローラ・プリムのヴォーカルが前面に出ているし、ポップな曲が多い。「カモメ」の方はゼロから立ち上がってくるゾクゾク感があったが、こちらはこなれた印象を受ける。スタンダード・ナンバーになっている、「スペイン」のオリジナルが聴きものだろうか。ジョー・ファレルのフルートは音色の表情が素晴らしく、早世が惜しまれる。(Light As A Feather / Chick Corea Return To Forever  1972 Polydor)
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2021年08月01日

ストリート・ライフ / クルセイダース    CD

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メンバーの脱退もあって中だるみになっていた、クルセイダース。ランディ・クロフォードが歌うタイトル曲が、起死回生の?大ヒットを生んだ。さすがと言うか、何ともしぶとい連中だ。ちょっと残念なのが、冒頭のタイトル曲があまりにも素晴らしくて、あとは惰性で聴いているようになってしまうこと。あとの曲もそれなりにグルーヴしているのに、竜頭蛇尾の印象はまぬがれない。もう1曲くらい、彼女の歌が途中で入っても良かった。(Street Life / The Crusaders   1978 ABC Records)
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2021年07月31日

イメージ / クルセイダース    CD

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前作の「旋風に舞う」ではウェイン・ヘンダーソン(tb)が抜け、今作ではギターがラリー・カールトンからビリー・ロジャースに替わっている。ロジャースが薬物で早世してから、鬼才ぶりを惜しんだデイブ・ストライカー(g)は共演した音源をリリースした。この録音では猫をかぶっているが、ライブになると実にとんでもないギター弾きで、クルセイダースには合わなかったのだろう。ポップなファンクには、こ難しい長尺ソロは要らなかったのだ。クオリティが低いわけではないけれど、迷走期の谷間的なアルバムか。(Images / The Crusaders   1978 ABC Records)
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2021年07月29日

旋風に舞う / クルセイダース    CD

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ストリングスが入っていたりすると、「このグループもそろそろ煮詰まってきたか」などと思ってしまう。やることがなくなって「困ったときのストリングス」じゃなくて、ファンク一辺倒から露骨にイージーリスニングに傾いていくのがむしろ清々しい。「もっと大勢の人に楽しんでもらいたいから」は、裏切りでもあるけど正義でもあるのだ。4曲目の「ナイト・クローラー」はあっさりしているけど、好きだったな。(Free As The Wind / The Crusaders   1977 ABC Records)
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2021年07月28日

リターン・トゥ・フォーエバー / チック・コリア     LP

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通称「カモメのチック」。マイルス・デイヴィス(tp)のグループに加わったチック・コリアは、初めはフェンダー・ローズ(電気ピアノ)を嫌がっていたらしい。もともとピアノ・トリオの大傑作「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」を録音したり、あるいはアンソニー・ブラクストン(as)などフリー・ジャズの人たちと共演していたので、硬派のイメージだったと思う。ところがフェンダー・ローズの音色を生かした、異国情緒の爽やかなアルバムを吹き込んで、大旋風を巻き起こすことになった。チックは次の録音でECMから離れるが、創業間もない同社にとっては相当な資金になっただろう。聴き通すと「ラ・フィエスタ」でのアイアート・モレイラの異能ドラムと、スタンリー・クラークの「どべーん」ベースが耳に残る。静寂と熱狂のダイナミック・レンジは、いま聴いても新鮮だ。(Return To Forever / Chick Korea  1972 ECM)
タグ:ECM
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