2022年05月17日

CD4 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ / スヴャトスラフ・リヒテル

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リヒテル(1915〜1997)は日本のヤマハを愛用したことでも知られる、ロシアを代表するピアニスト。ベートーヴェンのピアノ・ソナタの巻末を飾る、第30番(1972年)、第31番(1965年モノラル)、第32番(1975年)を収録。第32番だけは咳が聴こえず、セッション録音のようだ。録音は良好とは言い難いが、ふくよかなピアノの響きは十分に伝わってくる。そしてダイナミック・レンジは驚くほど広く、アナログLPだったらフォルテシモで針が跳びそうな勢いだ。
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2022年05月05日

星を消して / リカルド・ピニェイロ     CD

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リカルド・ピニェイロ(g)とマッシモ・カヴァーリ(b)のポルトガル勢に、オランダのエリック・イネケ(ds)による、ギター・トリオ。副題に「The Music Of Bill Evans」と1万円台前半で買えるあるように、ビル・エヴァンスの自作曲と愛奏曲で占められている。うっとりするようなリヴァーブの効いた「You Must Believe In Spring」に始まるが、録音が素晴らしく良い。「エヴァンスがギタリストだったら、どう弾くか?」という想像が元になっていると思われるし、そうなるとベーシストには高い技量が求められるが、カヴァーリはとても良いプレイをしていると思う。三人とも素晴らしいプレイで、アレンジも良く、ギター・トリオの名盤と言える。(Turn Out The Stars -The Music Of Bill Evans / Pinheiro - Ineke - Cavalli    2019 Challange Records)
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2022年04月21日

レッツ・フェイス・ザ・ミュージック / ラインハルト・ウィンクラー   CD

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オーストリアのドラマー、ウィンクラ―のリーダー作。写真からは暑苦しいオヤジを想像してしまうが、軽やかに歌うようなカネとタイコで、とくにハネるブラッシは巧いなあと思わせる。ハリー・アレン(ts)とボリス・コズロフ(b)は知っていたけど、ピアノ、アルトサックス、ヴォーカルが入る。スタンダードが中心の選曲で、ピアノ・トリオでも演るし、ゲストが入る曲もあるし、という感じだ。演奏は気楽に聴けるのに、きれいに鳴らすのが難しい録音で、とくにベースはもっこりし過ぎていて、低音がモヤつくオーディオだとちょっと大変だろうと思う。(Let's Face The Music / Reinhardt Winkler   2020 Challange Records)
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2022年01月24日

イントゥ・ザ・ブライト・デケイド / 守屋順子オーケストラ   CD

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守屋順子(p, arr)のオーケストラにとって、4枚目のアルバム。ビッグバンドで録音をしても、経費がかかる割には、たとえばピアノ・トリオやヴォーカルほどの売り上げは期待できない。アルバムを出すだけでも一苦労なのに、質の向上を目指して続けていくのは大変なことだと思う。東日本大震災の後に録音されたこのアルバムには、ビッグバンドの楽しさや表現の奥深さに満ちている。彼女の自作曲も素晴らしい。生々しい録音で、ホーン群が飽和せずにかつ跳ぶようにに鳴らしたいところ。再生装置への要求が高い。(Into The Bright Decade / Junko Moriya Orchestra   Spice of Life 2012)
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2022年01月16日

モーメンツ・イン・タイム / ティエリー・ラング    CD

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Bitppさんに教えていただいたスイスのピアニスト、ティエリー・ラング。ピアノのタッチはきれいだし、面白いことをやっているのに、日本での知名度はなくてCDを手に入れるのもちょっと難しい。アドリブの凄みを売り物にするジャズ・プレイヤーという感じはあまりなくて、曲作りや音響効果に工夫を凝らしている。初めのうちは耳になじむコマーシャルな音楽かと思ったけど、聴き進めるにつれて、あるいは聴き返すにつれて、これは存外に奥が深いのではないかと思うようになった。 Heiri Kaenzig(b)、Andi Pupato(perc)とのトリオで、イマジネーションの世界に誘ってくれる。(Moments In Time / Thierry Lang   2016 Universal)
posted by あおのり at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 2010年〜