2022年02月27日

アンド・ピアノ / ニーナ・シモン     CD

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ピアノ、もしくはオルガンの弾き語りによるアルバム。ニーナ・シモンは若い頃にクラシック・ピアノを本格的に学んだだけあって、歌手でこれほどピアノが巧い人はなかなかいないと思う。これを聴くと、彼女のルーツがジャズよりも、ゴスペルやフォークにあることを感じさせる。簡素な伴奏は聴き飽きないし、彼女の歌声の力強さがより前面に出ている。(And Piano! / Nina Simone   1968 RCA)
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2022年02月19日

イット・イズ・フィニッシュド / ニーナ・シモン    CD

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1974年、ニューヨークでのライヴ録音。ニーナのピアノの他には、スパニッシュ・ギターやタブラ、コンガ、シタールなど、伴奏には民俗楽器が多用されている。デュエットやギターとのかけ合いの妙など、多彩な楽しみが盛り込まれている。凄味を感じさせるのは6曲目の「Dambala」で、ハイチのヴードゥーの歌なのだろうか、スピリチュアルな世界に引きずり込まれるようだ。ライヴだけど録音もそこそこに良いし、グルーヴしている。(It Is Finished / Nina Simone   1974 RCA)
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2022年02月10日

ブラック・ゴールド / ニーナ・シモン     CD

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ニーナ・シモン(vo, p)が1969年、ニューヨークで行ったコンサートのライヴ録音。バックはギター2本、オルガン、ドラムス、コンガで、ベースは入っていない。コンガだけをバックに歌う曲もあり、アフリカを感じさせる音作りになっている。惜しむらくは録音が良くないことで、全体的にこもっていてレンジも狭く、もとはブートレグなのかと思った。それでも「録音しています」と本人が触れていたので、公式録音だったのだろう。この人の存在感は、そんなことをぼそぼそとしゃべっている時から凄い。人種差別へのメッセージ・ソングが、ずっしりと響く。(Black Gold / Nina Simone   RCA 1970)
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2022年02月05日

メモリー・オブ・トゥリーズ / エンヤ    CD

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エンヤの4枚目のアルバムで、ヒット曲の Anywhere Is も入っているけど、いまは廃盤になっているようだ。こういう音楽は配信で聴かれている時代で、いまだにCDで聴いている人種は「円盤爺」と呼ばれたりするんだろうな。初期の「ウオーター・マーク」が入っていた「フォー・ラヴァーズ」に比べると、ずっしり低い低音は入っていない。エンヤはケルト民族の音楽や自然崇拝を引き継いでいて、原初的な世界への回帰を誘う。「癒し」とか何とか言われているけど、そうではない。文明に呑み込まれている現代へ人の、もっとも本質的な問いかけだろう。(The Memory Of Trees / Enya    1995 WEA)
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2022年01月26日

シグネイチャー・エディション / リーグモル・グスタフソン   2CD

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リーグモル・グスタフソン(1966〜)はスウェーデンの出身で、ニューヨークでジャズを学んだ人。これは2枚組のベスト・アルバムで、サウンドはポピュラー系というか、典型的なフォービートのジャズ・ヴォーカルではない。ハスキーヴォイスでしっとり歌う……かと思えばシャウトしたり、よく伸びるファルセットで歌い上げたりして声色を使い分けていて、すごく巧い人なんだろうと思う。サポートはACTレーベルの腕利きたちで、アレンジもしゃれている。(Rigmor Gustafsson Signature Edition   ACT 2011)
タグ:ACT
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