2022年06月07日

エラ・アンド・ルイ     LP

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ダミ声の歌と笑うラッパが売り物の「サッチモ」ことルイ・アームストロングと、ジャズ・ヴォーカルの女王エラ・フィッツジェラルドのデュエット・アルバム。バックを務めるのはオスカー・ピーターソン(p)、ハーブ・エリス(g)、レイ・ブラウン(b)にバディ・リッチ(ds)と名手ぞろいだ。オールスターものが大好物のヴァーヴでなければ、こんな顔合わせはあり得ないと思う。能天気な古き良きアメリカを感じさせる、能天気なアルバム。ソファでリラックスして、おおらかに楽しみたい。(Ella And Louis / Ella Fitzgerald And Louis Armstrong   1956 Verve)
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2022年02月27日

アンド・ピアノ / ニーナ・シモン     CD

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ピアノ、もしくはオルガンの弾き語りによるアルバム。ニーナ・シモンは若い頃にクラシック・ピアノを本格的に学んだだけあって、歌手でこれほどピアノが巧い人はなかなかいないと思う。これを聴くと、彼女のルーツがジャズよりも、ゴスペルやフォークにあることを感じさせる。簡素な伴奏は聴き飽きないし、彼女の歌声の力強さがより前面に出ている。(And Piano! / Nina Simone   1968 RCA)
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2022年02月19日

イット・イズ・フィニッシュド / ニーナ・シモン    CD

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1974年、ニューヨークでのライヴ録音。ニーナのピアノの他には、スパニッシュ・ギターやタブラ、コンガ、シタールなど、伴奏には民俗楽器が多用されている。デュエットやギターとのかけ合いの妙など、多彩な楽しみが盛り込まれている。凄味を感じさせるのは6曲目の「Dambala」で、ハイチのヴードゥーの歌なのだろうか、スピリチュアルな世界に引きずり込まれるようだ。ライヴだけど録音もそこそこに良いし、グルーヴしている。(It Is Finished / Nina Simone   1974 RCA)
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2022年02月10日

ブラック・ゴールド / ニーナ・シモン     CD

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ニーナ・シモン(vo, p)が1969年、ニューヨークで行ったコンサートのライヴ録音。バックはギター2本、オルガン、ドラムス、コンガで、ベースは入っていない。コンガだけをバックに歌う曲もあり、アフリカを感じさせる音作りになっている。惜しむらくは録音が良くないことで、全体的にこもっていてレンジも狭く、もとはブートレグなのかと思った。それでも「録音しています」と本人が触れていたので、公式録音だったのだろう。この人の存在感は、そんなことをぼそぼそとしゃべっている時から凄い。人種差別へのメッセージ・ソングが、ずっしりと響く。(Black Gold / Nina Simone   RCA 1970)
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2022年02月05日

メモリー・オブ・トゥリーズ / エンヤ    CD

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エンヤの4枚目のアルバムで、ヒット曲の Anywhere Is も入っているけど、いまは廃盤になっているようだ。こういう音楽は配信で聴かれている時代で、いまだにCDで聴いている人種は「円盤爺」と呼ばれたりするんだろうな。初期の「ウオーター・マーク」が入っていた「フォー・ラヴァーズ」に比べると、ずっしり低い低音は入っていない。エンヤはケルト民族の音楽や自然崇拝を引き継いでいて、原初的な世界への回帰を誘う。「癒し」とか何とか言われているけど、そうではない。文明に呑み込まれている現代へ人の、もっとも本質的な問いかけだろう。(The Memory Of Trees / Enya    1995 WEA)
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