2023年01月30日

CD97 イタリアへの旅 / クリストフ・ダンゲル

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クリストフ・ダンゲルはドイツのチェロ奏者で、このアルバムはヴィヴァルディなど18世紀のイタリアの作曲家の作品を取り上げている。ダンゲルがチェロでソロを弾くあいだ、5人の奏者がバックを務めている。さすがのヴィヴァルディもヴァイオリンがソロの曲とは勝手が違うのか、イケイケで押していく感じがしない。愁いをふくんだゆったりとした雰囲気は、また良いものだと思う。(Viaggio Italiano / Christoph Dangel    2013 Deutshe Harmonia Mundi)
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2023年01月28日

CD96 ティント / ロス・オトロス

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ロス・オトロスはヴイオラ・ダ・ガンバやバロック・ギターなど、撥弦楽器を用いた三人組。ここでは17世紀スペインのバロック音楽を演奏しているようだ。ほとんど情報がない盤だけれど、聴いているぶんには心地が良い。素朴でメロディアス、どことなく中近東の風味が漂っている。(Tinto / Los Otros   2002 Deutsche Harmonia Mundi)
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2023年01月23日

CD95 サッポーの時代 / アンサンブル・メルポメン

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紀元前7世紀に生まれたとされる古代ギリシャの女流詩人、サッポーの詩をもとに構成されたアルバム。詩の朗読に節回しと伴奏をつけたといった感じだけれど、だれも聴いたことがない音楽を作り上げている。録音は素晴らしい。声の響き、太鼓の皮の震え、笛の動きを克明に捉えている。(Sappho And Her Time / Ensemble Melpomen
   Deutsche Harmonia Mundi 2017)

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2023年01月13日

CD94 スペイン・バロックの音楽 vol. 3 / エル・アイレ・エスパニョール

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スペインのバロック音楽の第3集で、ホセ・デ・トレス(1670〜1738)らの宗教曲が取り上げられている。宗教曲と言ってもドイツ系の厳めしさは感じられず、さすがスペインという感じだ。そこそこに威厳はあるけれど、親しみやすく、俗っぽくもなく、すっと入っていける感じがして聴きやすい。特筆すべきはメゾソプラノ?の透明感のある美声で、素晴らしい歌唱を聴かせてくれる。建物の残響を再現する録音も見事。(Penitental Music at the Royal Chapel in Madrid / Al Ayre Espanol   1997 Deutsche Harmonia Mundi)
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2023年01月04日

CD93 ベルサイユ宮殿の音楽 / シギスヴァルト・クイケン 他

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シギスヴァルト・クイケン(vln, viola da gamba)、ヴィーラント・クイケン(viola da gamba)、グスタフ・レオンハルト(chembalo)の三人による、17〜18世紀の音楽。作曲家はマラン・マレー(1656〜1728)とアントワーヌ・フォルクレ(1672〜1745)で、前者が優雅な「天使」、後者が鬼気迫る「悪魔」と呼ばれたヴィオール演奏の双璧だったらしい。宮廷で演奏されたと言っても、華美なおもてなしの音楽という感じではなく、地味で愁いをたたえたような旋律が好ましく感じられる。録音は素晴らしく良く、とくにチェンバロがこんなにゴージャスな響きで再生されることは珍しいと思う。撥弦されてから音が広がる様子が、目に見えるようだ。(Music of Versailles / Sigiswald Kuiken, Wieland Kuiken, Gustav Leonhardt   1970 Deutsche Harmonia Mundi)
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