2022年05月19日

CD63 チプリアーノ・デ・ローレ  ヨハネ受難曲 / ウェルガス・アンサンブル

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チプリアーノ・デ・ローレ(1516〜1565)は、イタリアで活躍したフランドル楽派の作曲家。音楽史的にはジョスカン・デ・プレの流れを組んで、モンテヴェルディに至る間にいる人らしい。受難曲はドラマチックに組み立てられているものが多いが、半音進行の美しい旋律が簡素な伴奏で歌われる。これほど心洗われる、清らかさを感じる演奏はなかなかないと思う。(Cypriano De Rore  Passio Domini Nostri Jesu Christi Secundum Johannem / Huelgasu Ensemble Paul Van Nevel  1990 Deutsche Harmonia Mundi)
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2022年05月16日

CD62 ロイスナー リュート組曲集 / コンラート・ユングヘーネル 

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エザイアス・ロイスナー(1636〜1679)は現在のポーランドに生れ、リュート奏者として名声を築いて、ベルリンでハプスブルグ家のお抱えになった。短い舞曲をつないだ組曲、<アルマンド〜クーラント〜サラバンド〜ジーグ>の順番はこのロイスナーが始めたらしい。収録された6つの組曲のうち5つが短調ということもあって、もの憂い感じに浸る音楽だ。録音は素晴らしく、張りのあるパリッとした音色からは、目の前で演奏されているようなリアリティを感じる。(Esaias Reusner Lute Suites / Konrad Junghänel  1991 Deutsche Harmonia Mundi)
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2022年05月08日

CD59-61 ラモー  音楽悲劇「ゾロアストル」 / シギスヴァルト・クイケン指揮 ラ・プティット・バンド

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「ゾロアストル」は、ゾロアスター教(拝火教)の開祖、ゾロアスターをモデルにしたバロック時代のオペラで、知る人ぞ知る傑作らしい。前半は為政者に圧迫される人々の苦しみを、後半はゾロアスターによって解放される喜びを描いているらしい。音楽はきれいで演奏も生き生きとしているけど、言葉が分からずに聴いていると、さすがにCD3枚は長く感じられる。(Rameau Zoroastre / La Petite Bande  Sigiswald Kuijken  1983 Deutsche Harmonia Mundib)
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2022年04月28日

CD58 ラモー 「優雅なインドの国々」「ダルダニュス」組曲 / コレギウム・アウレウム

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ラモー(1683〜1764)は、バロック時代のフランスで活躍した作曲家で音楽理論家。いま使われている機能和声、ルートや展開形について初めて体系的に記述した人らしい。このCDでは二つのオペラの音楽が、組曲版で演奏されている。ジャケットの表面はあきらかなミスで、なぜか別のCDのが使われている。ものが演奏は生き生きとしているし、録音もきれいだ。(Jean-Philippe Rameau  Les Indes Galantes - Dardanus / Collegium Aureum   Deutsche Harmonia Mundi 1967)
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2022年04月24日

CD57 パーセル 妖精の女王 ―劇音楽の世界 / トーマス・ヘンゲルブロック指揮 フライブルク・バロック・オーケストラ

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ヘンリー・パーセル(1659〜1995)はロンドンの王宮で活躍し、夭折が惜しまれた、英国ではもっとも才能に恵まれた作曲家とされる。表題曲の他に「ディドーとエアネス」、「アーサー王」、「アブデラザール」が収録されているが、これらは全て劇音楽からの抜粋となっている。「アブデラザール」の「ロンド―」は、CMにも使われた有名曲で、フライブルク・バロック・オーケストラの演奏はニュアンスに富んでいる。全編を通して旋律が聴き易く、穏やかな曲なので、BGMに流すのにも良いと思う。(Henry Purcell Instrumental Music / Freibuger Barockorchester  Thomas Hengelbrock   1991 Deutsche Harmonia Mundi)
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