2022年09月18日

19 ソロ・コンポジションズ 1988 / アンソニー・ブラクストン    CD

braxton19solo.jpg

「カモメのチック」は有名だけど、「カモメのブラクストン」と称されることなく忘れ去られるのだろう。写真から飛行技術の探求に生きた「カモメのジョナサン」を思い浮かべるし、物語とブラクストンの生き方が重なって見えて来る。アルト・サックス一本だけで17の自作曲と2つのスタンダードを演奏したこのアルバムは、マサチューセッツ工科大学でのライヴを中心に構成されており、聴き飽きることがない。突っ走るような、むせび泣くような、途方に暮れるような、さまざまな表現を聴いているうちに、「ひとりでも大丈夫さ!」と孤独が癒される。(19 [SOLO] Compositions, 1988 / Anthony Braxton  Fantasy)

タグ:FANTASY
posted by あおのり at 08:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ジャズ 1980年〜
この記事へのコメント
ブログにブラクストンさんの事を取り上げた後、ヤフオクでクラシックを出品している方が、ブラクストンさんの「in The Tradition」というLPを出していた。安価なので、落札して聴きました。

ちゃんとした音楽でした。なるほど、こうして、黙々と自分の音楽を、表現したい音楽、聴いてほしい音楽を記録に残したのですね。

大した方だ。

Posted by 藤井 明彦 at 2022年09月28日 21:12
「イン・ザ・トラディション」は、持っておりません。スペインのテテ・モントリュー(p)とのクァルテットで、その名の通り伝統的なフォーマットですね。でもブラクストンが吹くと、ありきたりなハード・バップにはならないことは想像がつきます。そう、まことに大した人なんです。
Posted by あおのり at 2022年09月28日 21:30
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