
ジョン・コルトレーン(ts)、ドナルド・バード(tp)、ジョージ・ジョイナー(b)、アート・テイラー(ds)と組んだ、ジャムセッション的なアルバム。ガーランドの作ったブルーズ、「オール・モーニング・ロング」が一曲で20分、あとはガーシュインの「誰にも奪えぬこの想い」とタッド・ダメロンの「アワ・デライト」と、選曲が良い。ガーランドはゴリゴリ弾くし、コルトレーンも好演している。バードがお利口に吹いているのは、ちょっと残念。年上のコルトレーンに、遠慮していたんだろうか。ラッパ吹きだったら、サックスを吹き飛ばすくらいの勢いでやってもらいたいと思ってしまう。(All Morning Long / Red Garland 1957 Avid Jazz)
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