2022年07月06日

カンヴァセーションズ・アット・ザ・ウェル / ボリス・コズロフ    CD

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ボリス・コズロフ(1965〜)はロシア生まれのベース奏者でチャールス・ミンガスを信奉しており、ミンガス・ビッグ・バンドのベーシストも務めている。生音がきれいでよく響いており、ぼくはひたすら力で押すようなミンガスよりも好きなベースだ。タイトルは「井戸端会議」で、コズロフが来日して耳にしたのかもしれない。初リーダー作は、オーソドックスなギター・トリオになった。

デヴィッド・ギルモア(g)はピンク・フロイドの人では、もちろんない。テクニックは申し分ないが、ソリッド・ギターをサラッと弾いている感じでちょっと物足りない。粘っこいブルーズのフィーリングとか、コケても何でも暴力的に弾きまくるとか、「オレはこういうのが好きなんだ!」というアクのようなものが欲しくなる。ルディ・ロイストン(ds)はしなやかなビートで、聴いていて気持ちが良い。ビル・エヴァンス、ミンガス、ウェイン・ショーター、キース・ジャレット……と、ジャズミュージシャンが書いた曲が、井戸端会議よろしく親密なインタープレイで演奏されている。(Conversations At The Well / Boris Kozlov  2016 Criss Cross Jazz)
タグ:Criss Cross
posted by あおのり at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 2010年〜
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