2022年06月03日

ヘヴィー・ウェザー / ウェザー・リポート     LP

heavywether.jpg

ウェザー・リポートは、ジョー・ザヴィヌル(key)とウェイン・ショーター(ts)の二人を中心に活動を続けたフュージョン・グループで、これは彼らの最大ヒット作にして最高傑作だと思う。ジャコ・パストリアス(b)を正式メンバーに迎えて、多彩な音世界を繰り広げている。1曲目の「バードランド」は、ホームセンターのBGMに使われていたくらいポップなナンバー。続く「お前のしるし」は、ため息が出るほどきれいなバラードだ。以下、見せ場に富んだ世界が展開される。

ジャコ・パストリアスは、フェンダーのジャズベースのフレットを取り去ってフレットレス・ベースとして弾きこなしていた。モリモリとしたノリの良いベースランニング、そしてピッキング・ハーモニクスなどのトリッキーなプレイと、革新的だ。当時プロのベーシストを目指していた人が、「スタンリー・クラークが出て来たらびっくりして、何とか彼に近いプレイができるようになった。次にジャコが出て来たら、到底近づけないとガックリ来た」と話していた。そのジャコも晩年はクスリでボロボロになって、ライブハウスのガードマンに撲殺されてしまった。何だかなあ……と、若い頃に夢中になった音楽は色々なことを思い出してしまう。(Heavy Weather / Weather Report   CBS 1977)
posted by あおのり at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | フュージョン
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