2022年04月10日

ときめきJAZZタイム / ラズウェル細木

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1986年から「ジャズ批評」に連載されていた漫画を、単行本にしたもの。ラズウェル細木氏の「ラズウェル」は、トロンボーン奏者のラズウェル・ラッド(こりゃまた渋いというかニッチというか)からいただいた、もともとはこの漫画の主人公だ。こんな人です。木造アパートに住んでる独身男という設定だけど、1万5千枚も収納できるのかな?

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その後は「酒のほそ道」やウナギの漫画で知られるようになった細木さんだけど、もともとはジャズの知識とを活かした作品で世に出た人だ。哀しくも可笑しいジャズ・マニアの生態が描かれているけど、もうみんな実体験なんだもんね、きっと。

ジャズファンを任じる人だったら、隅々まで面白いと思う。ストーリーに関係ないところまで、ヒネリが効いている。クイズの賞品になった「チャーリー・パーカーの位牌」には「薬中院有戸居士」と書いてあったり。中古盤屋が「NIN-PI-NIN Record」(人非人とは、二束三文で買いたたかれた悔しさがにじみ出ている)だったり。レコードやCDなど、みんなパッケージ・メディアに熱中していた時代が懐かしい。
posted by あおのり at 20:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍
この記事へのコメント
ラズウェル細木さん。ジャズ好きの漫画家だったのですね。僕は、「近代麻雀」だったか「近代麻雀・オリジナル」かは、記憶は定かではないのですが、麻雀漫画を連載していた頃があり、その雑誌で初めて、作品を読んだため、麻雀好きの漫画家だと思ってました。

その後、「酒の細道」の単行本を食堂でたまたま見つけ、拝読。「お〜、相変わらずいい漫画を描いてるなぁ」と思いつつご飯を美味しく食べました。

ただ、「酒の細道」、回を重ねるごとに、主人公が食べる数々の酒のつまみ、『酒に合う、美味しい』というより『趣味性が高い、好事家(こうずか)向き』の酒の友(つまみ)になっている気がしました。

今回の‘あおのりさん’の御蔭でその理由がわかりました(笑)。ラズウェル細木さん、何事にも、アプローチがマニアチックなのですね。
Posted by 藤井明彦 at 2022年04月12日 20:32
そうなんですよ。「マニアならでは」のウンチクが込められていて、「うん、うん、そうだよねー」とほくそ笑む。「おれも、これが分かるくらいのマニアになったぞい」的な、くだらない自尊心をくすぐられるようなところがありますね。ラズウェルさんの漫画。
Posted by あおのり at 2022年04月12日 22:07
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