
「M・A Recordings」(MA=間)は、鬼才タッド・ガーフィンクル氏が手作りした2本のマイクで録音し、エフェクトやミックスダウンなどの加工は一切しないのがポリシーだ。マリア・アナ・ボボンはポルトガルのファドを歌う人で、子どもの頃から聖歌隊で歌ってきたそうだ。伴奏はピアノ一台で、曲によってはサックスやポルトガルギターが加わる。録音は教会の響きを含んだもので、天然無加工でこの音を実現するために長期間の準備を要したらしい。切々とした情感をたたえた、透明感のある歌声は絶品だと思う。廃盤で入手困難かもしれないけど、ヴォーカル好きのオーディオマニアならぜひ耳を傾けていただきたい。(Sehora da Lapa / Maria Ana Bobone M・A Recordings 1996)
ジャケットの絵と文中の『エフェクトやミックスダウンなどの加工は一切しない…』に惹かれて、買おうかなと思ってAmazonで検索してみたら…。
な、なんと!
中古で8,295円、新品だと18,000円の値がついてましたよ!
買えねー。
ゲンさんケーブルの18,000円は平気でポチッとできる割には、CD18,000円は指が震えてしまう根性無しでした。
へえ、そんなにプレミアついてましたか。
買えないとなると、さらに聴きたくなったりして……。
いまはバタバタしておりますが、落ち着いたらお持ちしたいですね、そちらのシステムでどう鳴るのか、興味もありますし。
私も「ゲンさん」は全てのソースに影響するので、すぐに導入したのですが、3,000円以上のCDというのは買ったことがないような気がします。SACDも聴けないですしね。
一段落した頃、月一(?)の散髪のついでにでも是非お寄りください。
で、ゲンさんケーブルのおかげでもう一段階段を上がった…と思われる『音』を確かめて欲しいのです。
実のところ、自分の耳はいまだに信用ならん耳なのです。
良くなってる?→良くなってる筈→良くなってる!→サイコー!!
と勝手に脳内変換してしまう回路が出来上がっているようなのです。