2022年01月20日

コーン・オン・ザ・サキソフォン / アル・コーン   CD

alcohn.jpg

アル・コーン(ts, 1925〜1988)は作編曲家としてウディ・ハーマン楽団を支え、サックス奏者としては「フォー・ブラザース」の一員だった。単独名義のアルバムよりはズート・シムズ(ts)と組んだ「アル&ズート」のシリーズが知られている。これまでほとんど聴いていなかったので、Avid JazzのCDを取り寄せてみた。フレディ・グリーン(g)の「ミスター・リズム」も聴いたことがなかったので、好都合だった。

alcohnonthesaxophone.jpg

わざわざ「サックスの〜」と前置きをつけるのは、やはり作編曲家としての活躍が目立っていたからだろう。コーンのテナーは、ズート・シムズと同じくくつろいだ中間派のスタイルで、気持ちよく聴ける。3曲でつきあっているフランク・リハク(tb)は歯切れ良く吹くのにまるで知らない名前だったので、J.J.ジョンソンが変名で吹いているのかと思った。調べたらヘロインの嗜癖で「シナノン」に入っていたことがあり、アート・ペッパーの自伝「ストレート・ライフ」にも登場しているそうだ。こんなに凄いのに身を持ち崩さなかったら……と、残念な人だ。ハンク・ジョーンズ(p)、ミルト・ヒントン(b)、オジー・ジョンソン(ds)と強力なリズム隊で、とくにヒントンのポンポンと「乗せてあげまっせー」みたいなベースはイカしている。(Cohn On The Saxophone / Al Cohn   1956 Avid Jazz)
タグ:DAWN
posted by あおのり at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/189282637
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック