
キースのソロピアノで、最大のヒット作。キースもピアノも調子が悪くて、高音部を避けてゴスペル風に弾いたのが良かったのだろうけど、同じことを二度とできないという意味でも名盤だ。LPではドイツ盤を持っているけど、これはCDで聴いた方が良い。1曲目の展開が見事でお腹一杯になってしまい、LPだとひっくり返しながら2枚を聴き通す気が失せてしまうのだ。でもCDだと昼寝をしてシャワーを浴びてから街を歩き回り、またレストランに行ける。アンコールピースは極上のデザートだ。キースのシャツにも、なぜか中華料理の模様?がついている。(The Köln Concert / Keith Jarrett 1975 ECM)
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