2022年11月14日

ルートヴィヒスブルグ・コンサート / ライル・メイズ・クァルテット    2CD

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ライル・メイズ(1953〜2020)は、言わずとしれたパット・メセニー・グループをキーボード奏者として担っていた人だ。シンセサイザーをアコースティック楽器のように響かせて曲の雰囲気を作り上げていたし、ピアノによるソロも美しかった。数学や建築にも造詣が深く、実際にプログラミングや設計もしていたらしい。その一方で、ライヴハウスではこんなゴリゴリのジャズも演奏していたとは知らなかった。ボブ・シェパード(ts, ss)を迎えて、マーク・ジョンソン(b)、マーク・ウォーカー(ds)と組んで、PMGの「オーレ」も演奏している。間の活かし方や、ソロの構成力はPMGでの演奏から想像される範囲だけど、ストレート・アヘッドなジャズを演奏してくれているだけで嬉しくなってしまう。(The Ludwigsburg Concert / Lyle Mays Quartet  1993)
posted by あおのり at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1990年〜

CD30 ローマの松 他 / ガウク、ロストロポーヴィチ、コンドラシン

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レスピーギの「ローマの松」(指揮はアレクサンドル・ガウク、1960年)と「アダージョと変奏曲」(ロストロポーヴィチによるチェロ、指揮はキリル・コンドラシン、1973年)、そしてラヴェルの「スペイン狂詩曲」(指揮はゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、1958年)と、まるで脈絡のない収録の仕方である。そしてどれもモノラル録音で音質はよろしくない。聴きものは10分ほどの「アダージョと変奏曲」で、ロストロポーヴィチのチェロがこれがもううっとり聴きほれるしかない絶品なのだ。鬼のように同じ作曲家の作品を続けるライヴ録音ばかりだったけど、こんな選曲で通しで聴ければ最高だと思う。
posted by あおのり at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Legendary Soviet Recordings

CD87 知られざるスペイン・バロック / アル・アイレ・エスパニョール 

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作者不詳、あるいはクリストバル・ガラン、ホセ・デ・トレスなどの楽曲を集めたオムニバス盤。情報がほとんどないけど、スペインのバロックは大らかで聴きやすい。歌も情感が感じられるし、抹香臭くないし、良いと思う。
(1994 Deutsche Harmonia Mundi)
posted by あおのり at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | Deutsche Harmonia Mundi