
ローランド・カーク(reeds)、テテ・モンテリュー(p)、ニールス・ペデルセン(b)、J.C.モーゼス(ds)による、ライヴ・アルバム。カークにはサックスを何本もくわえて吹きまくる怪人のイメージが強いけど、何のてらいもなくジャズの楽しさを満喫できる。ピアノは多分ろくでもないアップライトだろうし、録音バランスもドラムが大きく、大興奮しているであろうモーゼスのイモっぷりが目立つのも残念。それも含めて、ライヴハウスの雰囲気に浸れるというのがまた良い。(Kirk In Copenhagen Mercury 1963)