2022年08月06日

ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス / チック・コリア    LP

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チック・コリアはマイルスのバンドを経て「リターン・トゥ・フォーエヴァー」で大ブレイクする以前には、シリアスなジャズを追求していた。これは二枚目のリーダー作になるが、ジャズ・ピアニストとしてのチックが全面開花している。めくるめくインプロヴィゼーションはスリルに満ちているし、ミロスラフ・ヴィトウス(b)とロイ・ヘインズ(ds)とのインタープレイも良い。制作したレコード会社は一切の制限をつけずに、チックと契約したそうだ。チックはスタインウェイ本社に出向いてピアノを選び、共演者も曲目も自分で選んで、見事にその期待に応えたことになる。長く聴き継がれるべき、ピアノ・トリオの大傑作盤。(Now He Sings, Now He Sobs / Chick Corea  1968 Solid State)
posted by あおのり at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1960年〜