2022年08月31日

CD22 リスト シューマン 作品集 / エフゲニー・キーシン

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リストは「二つの演奏会用練習曲」から「森のざわめき」、「三つの演奏会用練習曲」から「軽やかさ」(1984年)、「愛の夢第2番」、「ハンガリー狂詩曲第12番」、「超絶技巧練習曲第10番」(1989年)。シューマンは「交響的練習曲」、「アベッグ変奏曲」、「献呈」(リスト編)(1984年)。どこをとってもきっぱりとしたキーシンらしい弾き方、ということになるのだろうけど、いちばん長尺の「交響的練習曲」は聴きごたえもマックスだ。シューマンは交響曲よりも、ピアノ曲の方に才能が表れているのだろうか。
posted by あおのり at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Legendary Soviet Recordings

2022年08月30日

ア・ブローイング・セッション / ジョニー・グリフィン     LP

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ヒッチコックの映画「鳥」を思い出してしまうようなジャケットだけど、「鳥」よりは数年早い録音である。ジョニー・グリフィン(ts)とソロを競うのはハンク・モブレー(ts)となんとジョン・コルトレーン(ts)、おっとリー・モーガン(tp)。リズム隊はウィントン・ケリー(p)にポール・チェンバース(b)、アート・ブレイキー(ds)のオール・スターズだ。特殊仕様のマウスピースを吹きこなし、「太い」「速い」「でかい」の三拍子そろった「リトル・ジャイアント」が本領を発揮したアルバム。吹き始めるともう止まれないグリフィンに苦笑いして、みんなで花を添えるような微笑ましさを感じる。(A Blowing Session / Johnny Griffin   1957 Blue Note)
タグ:BLUE NOTE
posted by あおのり at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜

2022年08月29日

CD79 ホセ・デ・トレス ソロ・カンタータ集 / エル・アイレ・エスパニョール

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ホセ・デ・トレス(1670〜1738)は18歳で王立礼拝堂のオルガン奏者になり、音楽の教育や作曲でも高名だった。このアルバムはマルタ・アルマハーノの独唱によるもので、宗教曲ではあっても、ギターをかき鳴らして歌うようなグルーブを感じるのが面白い。指揮をしているエドゥアルド・ロペス・バンゾはグスタフ・レオンハルトのお弟子さんで、スペインのバロック音楽に新しい光を当てている人らしい。(Joseph De Torres  Cantadas / Marta Almajano Al Ayre Espanol   1999 Deutsche Harmonia Mundi)
posted by あおのり at 07:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 2010年〜

2022年08月28日

テレビでオペラを観る プッチーニ 「トゥーランドット」

だいぶ前の話になるけど、英国はロイヤル・オペラのブルーレイ・ディスクをセットで購入した。わが家のテレビは50インチなので、DVDとブルーレイの違いはほとんど分からないと思う。今日は日曜日なのにまた雨が降ってしまい、出かける気にもならず、「トゥーランドット」を観てしまった。

「観てしまった」のは、あらすじがとんでもなくリアリティに欠けるのに、音楽と演出が素晴らしいからだ。「トゥーランドット」がお好きな方には申し訳ないけど、アホ丸出しの王子カラフになぜ賢い召使いのリウが惚れるのか、そのカラフもまたどうして頭のオカシイお姫さまのトゥーランドットに執着するのか、リウが死んだのになぜカラフとトゥーランドットが平気で結ばれるのか、いろいろと気になってしまうと、何だかもうシラけてしまうのだ。

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(左がリウ、右がカラン)

キャストでは日本の中村恵理さんがリウを見事に演じて、カーテンコールでも盛大な拍手を受けていた。興ざめだったのがカラフ役の人で、歌は良いとしてもメタボでやたらに「強そう」なのだ。横暴な役人に捕えられる場面でも、ピンポンパンの三人組なんかひと蹴りでやっつけそうな勢いなんである。トゥーランドット役の人も歌はすごいとしか言いようがないけど、表情に鬼気迫るものがあるというか、もう怖すぎるのだ。ああだこうだと文句を言いながらもつい観ちゃうのは、結局は「好き」ということになるんだろうか。
posted by あおのり at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽と音楽家

2022年08月26日

オール・カインズ・オブ・ウェザー / レッド・ガーランド     CD

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冒頭の「Rain」から「Summertime」、「Stormy Weather」と、天候にまつわる曲で占められた企画盤。つきあっているのはポール・チェンバース(b)とアート・テイラー(ds)。前作の「グルーヴィー」よりは、ハードバッパーとしてのガーランドを楽しめる。アート・テイラーのブラシも冴えているし、このトリオは安定している。(All Kinds Of Weather / Red Garland   1958 Avid Jazz)
タグ:PRESTIGE
posted by あおのり at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜