2022年01月25日

マンデリン・ミトラ G1

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インドネシアのマンデリンは、スマトラ式と呼ばれる独特の乾燥・精製方法でクセのある香りとクリーミーな舌触りが特徴だ。泥臭い味わいが特徴でもあるけど、これは零細な農家が多くて精製のプロセスが不十分なために起こる現象のようだ。豆自体は気候や土壌に恵まれているのか、大粒のものが多い。昔は「苦味が強くて酸味がほとんどない」と業者の能書きに書かれていたけど、それは業界の都合ででっち上げたウソだと思う。最高品質の「G1」でもカビや虫食いなどの欠点豆がいっぱいなので、普及品のG4になったら、いかにおぞましいのは想像がつく。黒くなるまで深煎りにして、見た目をごまかしていたのだろう。

この「ミトラ」は石光商事のブランドで、特大粒を選りすぐった「ビンタン・リマ」の残り物と思われ、3割ほど安い。ただ「ビンタン・リマ」には欠点豆がほとんどなかったのに、欠点豆が目につく。10kgの生豆をハンドピックして、5%をハネた。その手間と歩留まりを考えれば、お買い得とも言えないようだ。ただ豆自体は「ビンタン・リマ」と同じで、さすがに旧来種のティピカは美味しいと思わせるものがある。シティロースト〜フルシティ・ローストの焙煎で、深いコクとマンゴーのような風味を楽しみたい。
posted by あおのり at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 珈琲