2022年01月21日

シニョラ・ダ・ラパ / マリア・アナ・ボボン    CD

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「M・A Recordings」(MA=間)は、鬼才タッド・ガーフィンクル氏が手作りした2本のマイクで録音し、エフェクトやミックスダウンなどの加工は一切しないのがポリシーだ。マリア・アナ・ボボンはポルトガルのファドを歌う人で、子どもの頃から聖歌隊で歌ってきたそうだ。伴奏はピアノ一台で、曲によってはサックスやポルトガルギターが加わる。録音は教会の響きを含んだもので、天然無加工でこの音を実現するために長期間の準備を要したらしい。切々とした情感をたたえた、透明感のある歌声は絶品だと思う。廃盤で入手困難かもしれないけど、ヴォーカル好きのオーディオマニアならぜひ耳を傾けていただきたい。(Sehora da Lapa / Maria Ana Bobone   M・A Recordings 1996)
posted by あおのり at 18:48| Comment(3) | TrackBack(0) | ヴォーカル