2022年01月17日

CD28 ジェミニアーニ 合奏協奏曲集 / クイケン & ラ・プティット・バンド

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フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687〜1762)はコレッリやスカルラッティに学んでからイギリスに渡り、ヘンデルとも共演したヴァイオリン奏者で作曲家。ロンドンとダブリンの間を往来しつつ、音楽理論や奏法に関しての著作、美術品の収集と販売など、マルチに活躍した才人だったらしい。当時のイギリスはまだコレッリの人気があり、ジェミニアーニも師のスタイルを普及させるのに力を注いだようだ。むせかえるような、弦の多層的な合奏を聴くことができる。(Geminiani ConcertiGrossi / La Petit Bande   1984 Deutsche Harmonia Mundi)
posted by あおのり at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Deutsche Harmonia Mundi

ソング・フォー・マイ・ファーザー / ホレス・シルヴァー    LP

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小春日和の公園で葉巻をくゆらせてご満悦のお父上、ジョン・タバレス・シルヴァー氏に捧げられたアルバムは、ホレス・シルヴァー(p)が率いた二つのセッションが収録されている。いずれもピアノ・トリオにトランペットとテナー・サックスが入った、典型的なハード・バップの構成だ。1960年代に入っているので、単純にアドリブ合戦をするだけではなくて、グループとしてどのようなサウンドを作り上げるのか、その工夫と一体感がハード・バップの成熟を感じさせる。ラテン・タッチだったり、インド風味だったりと曲調の変化にも富んでいるが、スイングするときは猛烈にスイングする。(Song For My Father / Horace Silver Quintet   Blue Note 1964)
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posted by あおのり at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1960年〜