2022年01月10日

CD26 ブラームス ドイツ・レクイエム / ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー交響楽団

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ブラームスはラテン語のレクイエムは作らずに、ドイツ語でレクイエムを作った。この録音は重厚で精妙なブラームスを、大がかりな合唱団とドラマチックなバリトン独唱(ソプラノは耳に優しい)、そしてベルリン・フィルがカラヤンの指揮で三つ巴になるのだから、悪いわけはない……のだけれど、フルスロットルが続くと聴く方も疲れてしまうのだ。素晴らしくて凄いのだけれbど、ちょっと窮屈と言うか。ドイツ語も分からないし。ドイツ語を話せる人は、もうちょっと違う感想を持つのだろうか。(1964年録音)
posted by あおのり at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Yellow

アイランズ / キング・クリムゾン   LP

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ボズ・バレルがヴォーカリストとしてキング・クリムゾンに加入した時点では、ベーシストが不在だった。ボズがベースで遊んでいるのを見たロバート・フリップ(g)が弾き方を教えて、ベース兼任になった。クリムゾンはロバート・フリップが小難しいことを追い求めるのでメンバーとの確執が絶えず、ボズもこの一枚で脱退した。バッド・カンパニーにはベーシストとして参加、その後はフレットレス・ベースを弾きこなしてジャズにのめり込んだ。生まれながらにしてのミュージシャンという感じの人だ。

そのボズがしみじみと歌うラストの「アイランズ」は、これまた異能のピート・シンフィールドが詩を書いており、この一曲を聴くために持っていてもよいアルバムだ。メンバーだったメル・コリンズ(fl, reeds)、イアン・ウォーレス(ds)の他に、キース・ティペット(p)やマーク・チャリグ(cor)などのゲストも参加して彩りを添えている。よく練って作られたアルバムだと思う。頂点はインストゥルメンタルの「船乗りの語」で、フリップが珍しくギターを弾きまくっている。静謐と爆発、安寧と狂気が同居しており、ユーモアも感じられる。(Islands / King Crimson   1971 Atlantic)
posted by あおのり at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック