2022年01月08日

CD27 クリストバル・ガラン 火と氷 / アクサントゥス・オーストリア 

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クリストバル・ガラン(1630〜1685)はバレンシア王国の生まれで、大聖堂や王宮の楽長を務めていた。他のスペイン・バロックの作曲家と同じく、楽譜のほとんどは火災によって消失されている。残された宗教曲や世俗曲の断片から再構成されたこの歌曲集は躍動感があって、素朴なフォークソングに近い味わいだ。演奏しているアクサントゥス・オーストリアは古楽器アンサンブルで、伸びやかな歌唱も好ましい。(Cristobal Galan  Fire & Ice / Accentus Austria   2013 Deutsche Harmonia Mundi)
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エメラルド・ティアーズ / デイヴ・ホランド    LP

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デイヴ・ホランドはマイルス・デイヴィスに請われて渡米したが、エレクトリック・ベースを弾かされるのに嫌気がさしてマイルスのバンドから離れた。安定したビートとキレ味の鋭いソロで、「デイブ・ホランド」がクレジットされていれば、無名のピアニストでもアルバムの売り上げが見込める。サイドマンとして活躍しながら、リーダー作も吹き込んでいる。それにしても処女作がベース1本のソロ、というのは大胆だ。アルバム一枚を通して聴けるものを作るだけでも大変だろうに、音楽として楽しめるものになっている。息をのむほどの速弾きも聴けるが、それも音楽的な必然性があると言うか、コンテクストの中に組み込まれたものだ。(Emerald Tears / Dave Holland   1978 ECM)
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posted by あおのり at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1970年〜