2022年01月07日

バックハンド / キース・ジャレット    CD

keithbackhand.jpg

キースのアメリカン・カルテットの名盤とされる「生と死の幻想」と同じセッションから編集されたアルバム。でもこの「バックハンド」は、「残り物」扱いしか受けて来なかったのではないだろうか。シリアスなもの、あるいはシリアスなフリをしたものがカッコ良くて、音で遊んだりグルーブに身を任せるようなのは下らないという当時の風潮も災いしたのではないだろうか。演奏も録音も素晴らしく、ウラ名盤の称号に値すると思う。なおインパルスのコンプリート・セットには、アウトテイクだったポール・モチアンが作った「Victoria」をピアノ・ソロで弾いているトラックが追加されている。(Backhand / Keith Jarrett   1974 Impulse)
タグ:IMPULSE
posted by あおのり at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1970年〜

フレスコバルディ ソナタ風カンツォーナ集 / ローランド・ウィルソン指揮 ムジカ・フィアータ

26 Frescobaldi.jpg

ジローラモ・フレスコバルディ(1583〜1643)は鍵盤曲で高名な作曲家で、バッハもオルガン曲集の「音楽の花束」の写譜をして学んだと伝えられている。ローランド・ウィルソンはアメリカからドイツに渡ったツィンク(角笛)奏者で、ドイツで楽団「ムジカ・フィアータ」を結成した。このアルバムではカンツォーナ(フランスのシャンソンを器楽曲に編曲したもの)が演奏されている。建物の響きも含んだ録音で、オンマイクではないだろうから、大音量で再生してもやかましくならない。音楽自体も近代的な自己表現ではないから、脳を休めるにはもってこいだ。(Frescobaldi Canzoni da Sonare / Musica Fiata Roland Wilson  1994 Deutsche Harmonia Mundi)
posted by あおのり at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Deutsche Harmonia Mundi