2022年01月02日

モーニン / アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ   LP

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北京原人、ではない。1961年の初来日では「黒き神々の降臨」とまで報じられた、アート・ブレイキーその人である。ぼくはこの録音から四半世紀後に、グローブのようにデカくて柔らかい手で握手をしてもらった。お正月には必ずこれを聴いて、「今年もジャズを聴こう」と勝手に決意するのが習わしになっている。アルバムタイトルがないので、日本では大ヒット曲の「モーニン」(うなり)で呼ばれるようになったようだ。

とかく「細かいことは若い衆に任せて、ド派手なナイヤガラ・ロールをかますオヤジ」みたいに言われるけど、実は隅々にまで気を配っているし、繊細なドラム・プレイもポリ・リズムも巧い人だ。突っ走るリー・モーガン(tp)、ファンキーで作曲家でもあるボビー・ティモンズ(p)、編曲家のベニー・ゴルソン(ts)、絶妙ベース・ラインのジミー・メリット(b)とメンバーも良い。(Art Blakey and The Jazz Messengers  Blue Note 1958)
タグ:BLUE NOTE
posted by あおのり at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜

イン・プレイズ・オブ・ドリームス / ヤン・ガルバレク   CD

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ヤン・ガルバレク(ss, ts)とマヌ・カチェ(ds)がシンセサイザーや打ち込みも用いて作った背景に、キム・カシュカシアンのヴィオラが加わって、夢想的な音楽が漂う。なかでもカシュカシアンはしっとりとした音色で、人肌の温もり、あるいは肉声のつぶやきをつけ加えているように感じる。国籍も活動ジャンルも異なる三人による、瞑想する音楽。(In Praise of Dreams / Jan Garbarek  2004 ECM)
タグ:ECM
posted by あおのり at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 2000年〜