2021年11月30日

生豆 エチオピア シダモG4

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最近はイリガチェフG1など、ウォッシュト(水洗式)もよく見かけるようになってきたけど、エチオピアの珈琲はナチュラル(自然乾燥)がメインだった。いわゆる「モカ」で、零細な農家が屋根の上に干すせいか、気候のせいかは分からないけど、果肉臭というか発酵臭がする。おなじナチュラルでも、ブラジルは果肉臭がしないのと対照的だ。モカ・フレーバーは味噌の発酵臭にも似ているせいか、日本人で苦にする人は少ないけど、ヨーロッパでは嫌われるらしい。

「シダモ」は産地で、「G4」はグレード。ウォッシュトは未成熟豆が水に浮いて取り除かれるので、欠点豆が少なくなる。「シダモG2」はウォッシュトで、ナチュラルはG4になる。粒が不ぞろいで、乾燥ムラも起こしていて、虫食いやカビや発酵などの欠点豆も多い。ハンドピックの手間はかかるし歩留まりも悪いけど、モカ・フレーバーを求めるとなると、エチオピアかイエメンのモカしか選択肢がなくなる。イエメンのモカは石臼で脱穀する(果肉を乾燥させてお茶にする)ので割れたのやガラス片、小石なども混じってさらに品質が悪くなり、値段はエチオピアの何倍もする。香りが豊かで苦味も軽やかで、特有の美味しさはあるものの、アホらしくなって買わなくなった。

生豆を買うとハンドピックして欠点豆を取り除き、1kgずつに小分けして保管している。今回は10kgをハンドピックして、欠点豆は50gほどしかなかった。これにはびっくり。だいたい500〜700gくらいは欠点豆があったので、どうしたのだろう。輸入商社か問屋か、どこかで電子選別機にかけるようにしたのだろうか。豆の品質が良くなるのは、歓迎だ。
posted by あおのり at 22:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 珈琲

2021年11月29日

伊福部昭 交響二題 / 石井眞木指揮 新交響楽団 他 

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釈迦の一生を「交響詩風にまとめた」、「交響頌偈『釈迦』」と、ゴジラの音楽を主体にした「SF交響ファンタジー第1番」を収録。「オーディオ超絶音源探検隊」に掲載されていて、伊福部作品を聴いてみたいので取り寄せてみた。管弦楽に合唱が加わって伊福部らしいスケールの大きな音楽が展開されているが、録音は「超絶」と言うほどのものではないと思う。超絶なのはアマチュアによる演奏だということで、しかもライヴ録音なのだ。(Works By Akira Ifukube:Symphonic Ode "Gotama The Budda"  Symohonic Fantasia No. 1 / The New Symphonic Orchestra Maki Ishii  Fontec)
posted by あおのり at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代音楽

CD13 J. S. バッハ オルガン作品集 / グスタフ・レオンハルト

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このアルバムでレオンハルトは、バッハのオルガン曲でもマイナーな作品を弾いている。深淵に沈み込む低音、フレーズの切れ味、多彩な音色の変化、そして緩急のつけ方で、聴き飽きるということがない。2曲目の「愛しきイエスよ、我らはここに」は、ため息が出そうな美しい演奏になっている。録音も素晴らしい。(J. S. Bach  Organ Works / Gustav Leonhardt  1990 Deutsche Harmonia Mundi)
posted by あおのり at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Deutsche Harmonia Mundi

2021年11月28日

08 モーツァルト クラリネット協奏曲 フルート協奏曲第1番 ファゴット協奏曲 / カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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クラリネットはアルフレート・プリンツ、フルートはヴェルナー・トリップ、ファゴットはディートマール・ツェーマンと、かつてウィーン・フィルの首席奏者だった名手をソリストに迎えての協奏曲が収められている。まず録音が良くて、弦の響きが柔らかく澄んでいる。その響きに乗って、う管楽器が気持良く歌っている。丁寧に作り出された、気品に満ちた音楽だ。(1973年録音)
posted by あおのり at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Yellow

A / ジミー・レイニー    CD

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これはAvid Jazzから出ている、ジミー・レイニー(g 1927〜1995)の4枚組セット。この人は腕前に比べて人気がないけど、相当な名手だ。亡くなったときにはパット・メセニーがお悔みのメールを遺族に送り、偉大なギタリストであったことを讃えたらしい。息子のダグ・レイニー(1956〜2016)もギタリストで、二人が共演したアルバムもリリースされている。

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ジミー・レイニーのアルバムとしては、もっとも有名な一枚。読みは「アルファ」なのか「エー」なのか? これがデビュー盤で「アルファ」なんだろうか。1954年にクァルテットで演奏したセッションと、1955年にジョン・ウィルソン(tp)を加えたクインテットのセッションが収録されている。このジョン・ウィルソンと言う人は無名だけど、ファットな音色できっぱり言い切ってしまうのが素晴らしい。両方に参加しているテディ・コティック(b)の堅実なサポートも光っている。(A / Jimmy Rany  1955 Prestige)
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posted by あおのり at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜