2021年10月25日

CD54 シューマン 詩人の恋 / フリッツ・ヴンダーリヒ 

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フリッツ・ブンダーリヒ(1930〜1966)は友人の別荘で転落して、不慮の死を遂げたテノール歌手。オペラでも活躍したが、これはドイツ・リート集でシューマンの「詩人の恋」、ベートーヴェンの4つの歌曲、シューベルトの9つの歌曲が収録されている。ピアノの伴奏はフーベルト・ギーセン。明るく澄んだ声で、過剰な情緒表現もなく、気持ち良く聴いていられる。シューマンは交響曲よりも、歌曲の方が良い味を出しているように思った。ちょっと意外だったのはベートーヴェンで、鼻唄の延長のような素直な曲を書いている。(1966年録音)
posted by あおのり at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Red

シカゴX    CD

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「シカゴW」にあたるのはカーネギーホールでのライブで、これは何とLP4枚組だったそうだ。シカゴは5作目にして、初めてのシングル・アルバムを出した。「V」で見せつけた多彩な側面を、ぎゅっと凝縮して結晶化させたようなアルバム。のっけからワルツ?と思ったけど、6/8拍子の曲から始まる。「サタディ・イン・ザ・パーク」は大ヒットだったけど、「ダイアローグ」のギター、ベース、ドラム、ブラス、コーラスの絡みあった演奏力は凄みすら漂わせる。これは、凄いアルバムだ。(Chicago 5  1972)
posted by あおのり at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック