2021年10月16日

サムシン・エルス / キャノンボール・アダレイ   LP

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マイルス・デイヴィス(tp)は不遇時代に、ブルーノートでリーダー作を出してもらっていた。これは大手コロンビアの専属になってからキャノンボール・アダレイ(as)名義で吹き込んだ、恩返しセッションだ。リーダーのときはド派手なプレイをするアート・ブレイキー(ds)が、ヌケの良い音はそのままに、堅実なサポートに徹している。粘っこいサム・ジョーンズ(b)、センスが光るハンク・ジョーンズと、リズム隊はマイルスのグループよりもイカしている。「実際にはマイルスのアルバム」と言われることもあるけど、アダレイは完全燃焼している。思わせぶりなイントロがダサイい?「枯葉」から始まるA面ばかり聴く人もいるけど、ぼくはB面の方がイカしていると思う。ジャケットのデザインはクール!(Somethin' Else / Cannonball Adderley  1958 Blue Note)
タグ:BLUE NOTE
posted by あおのり at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜

CD12 リヒャルト・シュトラウス ドン・キホーテ 他

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表題曲はエードリアン・ボールト指揮、ニューフィルハーモニア管弦楽団との共演。続いてラロのチェロ協奏曲は、ダニエル・バレンボイム指揮クリーヴランド管弦楽団との共演。「ドン・キホーテ」はデュプレの死後1990年代になって発掘された音源で、曲に没入するような演奏なのに、お蔵していた理由は何だろう。曲が終わらないうちに「ブラヴォ」と言い出す親父のせいでもあるまいに、ちょっと不思議だ。
posted by あおのり at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Jaqeline Du Pre

パラダイス ジェリー・マリガン・ウィズ・ジェーン・ドゥボック   CD

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ジェリー・マリガンはバリトン・サックスの人気投票では、不動の一位を続けていた。アルトやテナーに比べてプレイヤーが少なかったとは言え、テナーのように軽々と吹いてアレンジの才能もあった。でも村上春樹によると、人生はとても厳しいものだったらしい。そんなマリガンが晩年に吹込んだ、ボサノヴァのパラダイス。ヴォーカルのジェーン・ドゥボックを始め、参加しているミュージシャンはブラジルから来ている。マリガンは8曲も書いているが、長年愛好してきたジョビンらの曲も吹き込んでいる。クインのマスターからいただいた。(Paraiso -Jazz Brazi Gerry Mulligan with Jane Duboc  1993 Telarc Jazz)
posted by あおのり at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ヴォーカル