2021年10月06日

オープン・トゥ・ラヴ / ポール・ブレイ  LP

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ポール・ブレイはカナダ人で、初期にはオーソドックスなピアノ・トリオの作品を残したが、フリー・ジャズのイノベイターになった。ペダルの鬼、でもある。これは初期のECMが打ち立てた、ピアノ・ソロ・アルバムの金字塔。漆黒の空間に、「カキーン」「コキーン」と硬質な音が響き渡る。ひとつの音の強さが際立っていて、一度聴いたら忘れられないアルバムだ。(Open, To Love / Paul Bley   1972 ECM)
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posted by あおのり at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1970年〜

ストールン・パールズ / オイスター・デュオ   CD

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ピアノとベースのデュオはジャズには沢山あるけど、クラシックではピアノとチェロがスタンダードだ。これはウクライナ出身のアンナ・フェドロヴァ(p)と、ボストン出身のニコライ・シュヴァルツ(b)による夫婦デュオだ。ヒナステラ、シューマン、ショスタコーヴィチなどの曲をアレンジして聴かせてくれる。レーベルのカラーなのか、あるいはチェロとピアノの組み合わせに慣れたリスナーに向けているのか、音が明るくてコントラバスが細くピアノが薄く感じられる。優しくて親密だけど、ちょっと散漫か。オリジナルの編成なのだから、自作や委嘱でオリジナル曲を演奏すると良いと思う。(Stolen Pearls Oyster Duo / Anna Fedorova & Nicholas Schuwarz  2021 Channel Classics)
posted by あおのり at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック 室内楽