2021年10月18日

1950〜60年代のジャズを聴く(フォノイコライザー編)

phonoequorizer.jpg

フォノイコライザーはアンプにも搭載されているけど、カーブ切り換え機能がついた単体のものを使うことができれば、それに越したことはない。以前は合研ラボ製をオーディオラックに入れていたけど、薄くて小さいので、いまはレコードプレイヤーのそばに設置している。この方が操作性が良い。ラックの隙間に、2mm厚のアルミ板を加工してもらって桟の上にわたしている。AES(ブルーノート)、RIAA、コロンビアの3つを切り換えられれば、ジャズは用が足りるのではないだろうか。FFRR(デッカ)もついているけど、ぼくはクラシックのLPは持っていないので使わbない。

フォノイコライザーにカーブの切り換え機能がついていないのであれば、頼みの綱はアンプのトーンコントロールだ。昔のアンプは、レコードによる音質の違い(←実際はカーブがRIAAだけじゃなかった)をカバーする意味もあって、トーンコントロールがついていたのだと思う。レコード会社ごとに、たとえばブルーノートだったらBASSをこのくらいに絞るとか、調整する。ブルーノートはルディ・ヴァンゲルダーがデジタルリマスタリングに精を出していたので、そういったCDとレコードを比べて、CDに合わせて行けば良いと思う。ちなみにヴァンゲルダ―は「レコードに良いことなんか一つもなかった」と、CD大歓迎だった。その彼がリマスタリングしたのだから、帯域バランスはCDの方がヴァンゲルダ―の思い通りになっていると思う。
posted by あおのり at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ

CD13 ブラームス チェロ・ソナタ第1番、第2番  ボッケリーニ チェロ協奏曲

CD13.jpg

ブラームスのチェロ・ソナタは、夫のバレンボイムがピアノを弾いている。ボッケリーニの協奏曲も、やはりバレンボイムがイギリス室内管弦楽団を振って伴奏をつけている。ブラームスの伴奏はバレンボイムの繊細さがよく出ているというか、ピアノなのにあたかも協奏曲でオーケストラの弦が鳴っているようにも聴こえてくる。ハイドンと同時代に生きたボッケリーニの協奏曲は、憂いをたたえた優しい雰囲気だ。
posted by あおのり at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | Jaqeline Du Pre

ムーン・ジャームス / ジョー・ファレル    CD

moongerms.jpg

LPが行方不明になったまま、ずっと聴いていなかった。「Blu-Spec CD」で再発されたので、買ってみた。トレイにセットしたら、演奏時間が31分……。短くても強烈な印象を残した、優秀盤だったのだ。これでもかとアレンジされたCTIの典型ではなくて、むき出しのストレート・アヘッドなジャズで、ジョー・ファレル(ss, fl)の他にはハービー・ハンコック(key)、スタンリー・クラーク(b)、ジャック・デジョネット(ds)という、ちょっとあり得ない豪華な布陣。全員がムキになっていて、「ジャズ」で発散しているように聴こえるのが微笑ましい。

ライナーノートに書かれていたのは、当初はキース・ジャレット(p)とトニー・ウィリアムス(ds)で録音されたものの、キースが自分のプレイに納得できずにボツにしたのだとか。キースの死後には、コンプリート盤になってそのセッションが日の目を見るかもしれない。それまで生きていないかもしれないし、「盤」そのものがない時代になってるかもしれないけど、出たら買います。(Moon Germs / Joe Farrell  1972 CTI)
タグ:CTI
posted by あおのり at 07:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1970年〜

2021年10月17日

朝の珈琲

morning.jpg

朝の珈琲は、ブラジルのハイローストと決めている。ブラジルは煎り進めると酸味が早く消えるし、野暮ったい苦味が出てくるので、二ハゼが始まる前に上げている。30gをみるっこの「4」で挽いて90度の湯を520ml注すと、480mlの珈琲ができる。妻が持っていくのに200mlを保温ボトルに詰めて、残りはマグカップ二杯になる。もっと豆を贅沢に使っても良いけど、目覚ましに飲むにはこのくらいが身体に優しくて、ちょうど良い感じだ。

いまの豆は「パライーソ」で、モジアナ産のナチュラル(自然乾燥)。何の変哲もないけど、コモデティのサントスNo.2よりは甘味が妻が持っていき、あって苦味がソフト、欠点豆も少ない。それでも生豆が1kgで800円ほど、焙煎で軽くなることを計算に入れれば、グラム100円で飲んでいることになる。前はもうちょっとお高い「カルモデミナス フローラルブルボン」で、ブルボンならではの良さは感じたけどど、わざとそう精製しているのか?果肉臭がした。パルプド・ナチュラルの「カラメリッチ」は飲みごたえがあるけど、風味が尖ってきて、ナチュラルの複雑な味わいに欠ける。ウォッシュドの豆に近くて、面白くなかった。

以前は別の問屋さんから生豆をとっていて、「ブラジル サンマリノ」をよく焙煎した。カラカラにななるまで樹上で乾燥させて、パルプド・ナチュラルで精製し、大粒の豆だけ選別した豆だ。ここまでやると、砂糖が入っているんじゃないかと思うくらいの突出した甘味で、面白い豆だった。サンマリノはいまでも買おうと思えば買えるけど、値段がずいぶん上がってしまった。自分で焙煎すれば安上がりなのに、コスパについこだわってしまう。貧乏性なのだろう。
posted by あおのり at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 珈琲

CD51 ヴァガボンド / ブリン・ターフェル

52 Vagabond.jpg

豊かな声量で安定した歌唱を聴かせるブリン・ターフェルはイギリスのバリトン歌手で、これはヴォーン・ウィリアムス、フィンジ、バターワースなどによる、イギリスの歌曲集。伴奏はマルコム・マルティノーによるピアノで、放浪の寂寥感が漂う。もちろん歌詞を全部聴き取れるわけではないけど、イタリア語やドイツ語の歌よりは、何を歌っているのか察することができる。人と別れ、故郷を離れて生きる、旅の空に想いをはせて聴くのも良い。(1995年録音)
posted by あおのり at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Red