2021年10月21日

シカゴV   CD

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シカゴの3作目のアルバム。デビューから2枚組のアルバムを3回、リリースしたことになる。シングルカットは「Free」と「Low Down」の2曲で、5曲目からは3つの組曲となっている。カントリーから正調アメリカン・ロック、ファンク、プログレ、フリー・ジャズ、果ては詩の朗読まで幅広くカバーしており、アレンジも多彩になっている。ポップになっていった前作からの揺り戻し(批判されたのかもしれない)を通り越して、破天荒というか、「俺たちにはこれだけの引き出しがあるんだぜ」とひとつひとつ開けて見せたような作品だ。ホーンは使いどころを限って咆えており、より効果的になっている。(Chicago 3rd  1971)
posted by あおのり at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック

CD52 空と海 / ローランド・ヴィリャソン  ダニエル・カッレガーリ指揮 ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団・合唱団

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牛乳で言えば「特濃」クラスのキャラクターか。響き渡るけど、引き締まった声は魅力的だ。12人の作曲家による14のアリアを歌っているが、名前が分かるのはヴェルディとドニゼッティだけで、他は知らない作曲家だ。あまり知られていない曲ばかりなのだろうが、気合の入った歌唱でアルバムを通して聴きたくなる。素晴らしいデザインなのに、右上の視線の先に黄色いラベルを張りつけたのはドイツだ? せめて左下でしょう。(2007年録音)
posted by あおのり at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Red

2021年10月20日

CD14 ベートーヴェン チェロ・ソナタ第3番、第5番 他

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ベートーヴェンの二つのチェロ・ソナタの次には、ファリャの「スペイン民謡舞曲」を収録。ベートーヴェンの方は、やはりバレンボイムとのエジンバラ・フェスティバルでの演奏が、CD6に入っていた。こちらはデュプレが元気だった頃の演奏で、リラックスした雰囲気が伝わってくる。スタジオ録音ということもあって、ゆとりをもって聴くことができる。(1965年録音)
posted by あおのり at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Jaqeline Du Pre

ジャズ・ジャイアント / ベニー・カーター   CD

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ベニー・カーターはアルト・サックスとトランペット、どっちが本業なのか分からないくらいに吹く人だ。その他にもさまざまな楽器を20いくつか演奏できる、マルチ・プレイヤーだった。ベン・ウェブスター(ts)、フランク・ロソリーノ(tb)、バーニー・ケッセル(g)、アンドレ・プレヴィン(p)、ジミー・ロウルズ(p)、リロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(ds)と、ウェスト・コーストの名手たちの演奏を、これまた録音の名手ロイ・デュナンが録音するのだから、悪いわけがない……のだけれど、そんな予想のさらに上を行く、鮮烈な音だ。さすがにレンジはちと狭いかもしれないけど、ヌケが良く、スピード感にあふれている。演奏は明るくハッピーなので、オーディオの試聴にも向いている。(Jazz Giant / Benny Carter  1957 Contemporary)
タグ:contemporary
posted by あおのり at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜

2021年10月19日

サイド・アイ / パット・メセニー   CD

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パット・メセニーは少年時代から、共演することで多くのミュージシャンから学んで来た。今度は自分が彼らをサポートする番だということで、恩返しのプロジェクトを「サイド・アイ」と名づけた。初のアルバムはジェームス・フランシス(key)とマーカス・ギルモア(ds)と組んだ、オルガン・トリオのライブ。ちなみにギルモアは、ロイ・ヘインズ(ds)のお孫さんだとのこと。

パットは広大な音世界を完ぺきに作りあげたアルバムも良いけれど、ライブハウスに飛び入りしたような演奏も聴いてみたい。そんなファンのニーズに応えている。なつかしや「ブライト・サイズ・ライフ」も取り上げている。「ニューヨークのライブハウスにパットが出ると聞いて立ち寄ってみたら、まるで知らない二人とのトリオでどうしようかと思ったけど、聴いてみたら凄く良かった」、その疑似体験できる。ちなみに日本盤のみ「The Bat」が最後に収録されており、アンコール・ピースには良いだろうと思って、久々に日本盤を購入した。(Side Eye / Pat Metheny   2021 Metheny Group Productions)
posted by あおのり at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | フュージョン