2021年10月31日

オーディオ超絶音源探検隊 付録CD

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高崎素行・炭山アキラ 「オーディオ超絶音源探検隊」についていた、CD。40分ちょっとに10トラックが入っている。最後の3トラックは高崎氏が商品化しているCDのサンプルで、自衛隊の演習が収録されている。「音量にご注意ください」とあるが、こんなものを聴いているのが周囲にバレたら恥ずかしい音源なのだ。ただでさえ歌舞音曲に現を抜かす不逞の輩、あるいは得体の知れない装置に注ぎ込む穀つぶしと思われている?のに、「人殺しの練習を聴いて喜んでいる」となったらもう大変なのである。

音楽として魅力を感じる曲もあるにはあるが、個人的にはハズレが8割と言った感じか。「バックロードホーン・スピーカーを相棒に」の副題を無視して、コンパクトな2ウェイとサブウーファーで聴いているせいなのかな、いやそうじゃないと思うけど……。
posted by あおのり at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | その他

CD17 シューマン 幻想小曲集 他

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最後のCDはアンコール・ピース集なのか、短い室内楽の曲が集められている。いちばん親しまれているは、モーツァルトと同時代に生きた盲目の女性、マリア・フォン・パラディスの「シチリアーノ」だろう。他にもブリテンの「チェロ・ソナタ」も収録されていて、鋭い切れ味を見せつける演奏だと思う。このCDにはどこにもバレンボイムが登場しておらず、心なしかしっとりした演奏になっている。バレンボイムは「ユダヤ教に改宗までさせておいて、病気になったら見捨てるダメ夫」みたいに言われるけど、二人の間のことはだれにもわからない。天衣無縫に弾くデュプレはバレンボイムあればこそ、だったのかもしれない。

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ところでこのボックスセットは、ご覧のように横に引き出すと、取り出しやすいようにCDとリーフレットが収められている。箱の造りとしてはかなり工夫されていて良いとおもうのだけれど、妻がフタを上から被せたら、どうやって引っ張っても抜けなくなってしまい、フタの一辺にカッターで切れ込みを入れたら抜くことができた。「こんなにキツいのに、気がつかなかったの?」「だって、すっぽり入ったもん」「………。」くれぐれも、フタを上から被せないように用心してください。
posted by あおのり at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Jaqeline Du Pre

2021年10月30日

スティーヴ・ライヒ  ディフェレント・トレインズ エレクトリック・カウンターポイント / クロノス・カルテット パット・メセニー   CD

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スティーヴ・ライヒの子ども時代、両親が離婚していたので父親と暮らしていた。鉄道を利用して母親に会っていた(第1楽章)が、もしヨーロッパにいたら、ユダヤ人のライヒは強制収容所に行く「違う列車」に乗っていた(第2楽章)。いまはアメリカで列車に乗っている(第3楽章)。母親との面会に同行していた家庭教師や、ホロコーストを生き延びた人たちの声、列車の音に合わせてクロノス・カルテットが演奏した。身に迫るドキュメント作品の「ディフェレント・トレインズ」は、グラミー賞を受賞した。

「エレクトリック・カウンターポイント」は、10本のギターと2本のベースを多重録音したテープを流して、パット・メセニーがギターを弾いている。こちらは穏やかな時の流れを感じさせる作品で、前曲の重苦しさから晴れ間が出た感じだ。パットは「オーケストリオン」で自動演奏マシンの音を流してギターを弾いており、この作品から着想を得たのかもしれない。なお加藤訓子の「クニコ・プレイズ・ライヒ」では打楽器で演奏されている。(Steve Reich  Different Trains Electric Counterpoint / Kronos Quartet Pat Metheny   1988 WEA)
posted by あおのり at 07:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 現代音楽

2021年10月29日

CD16 ブラームス チェロ・ソナタ第2番  チャイコフスキー ピアノ三重奏曲

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ブラームスのチェロ・ソナタは1962年のエジンバラ・フェスティバルでのライブで、音質はよろしくない。でも演奏のイキが良いというか、粗削りな感じが新鮮だ。チャイコフスキーは、イスラエルでの放送音源で1972年の録音。「偉大な芸術家の想い出に」と献辞を添えて、旧友のニコライ・ルビンシテインを追悼している。第二楽章は変奏曲が続く中でフーガが出て来たリして、古典派の香りがする。
posted by あおのり at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | Jaqeline Du Pre

CD1-2 ビゼー カルメン / クラウディオ・アバド指揮 ロンドン交響楽団

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グラモフォンの「111」ボックスは、黄色のが The Collector's Edition 2 と記されている。「赤」の続編として発売されたようで、56枚のCDとブックレットが箱に収められている。

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オペラというのは時間と気分が合わないと聴けないものだろうけど、このボックスが2枚組の「カルメン」から始まるのは、アバドの「A」からツィマーマンの「Z」までアーティストのアルファベット順になっているためだ。よくよく見たら「赤」はアマデウス弦楽四重奏団の「A」からやはりツィマーマンの「Z」まで、やはりアルファベット順だった。いかにもドイツ人のやりそうなことで、日本人だったらおそらくジャンルで分類してから年代順にするとか、おせっかいを焼くんだろうと思う。

もっとも、この順番で聴いてくださいという意図もないだろうし、順番で聴く方がおかしいのだろうけど。アバドの切れ味のよい指揮で、カルメンにテレサ・ベルガンサ、ホセにプラシド・ドミンゴらの豪華キャストが歌う。録音が特筆もので、アナログ録音ならではのしっとりした音が楽しめる。オペラが好きな人には、たまらないのではないだろうか。(1978年録音)
posted by あおのり at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Yellow