2021年09月30日

CD40 アリアンナの嘆き ルネサンスとバロックの哀歌集 / アンネ・ゾフィー・フォン・オッター

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アンネ・ゾフィー・フォン・オッターはスウェーデンのメゾ・ソプラノで、ここではモンテベルディやベルターリ、ヴィヴァルディ、パーセルなどの哀歌を、ムジカ・アンティクワ・ケルンの伴奏で歌っている。とくにパーセルの2曲は切々、綿々とした哀しみが伝わってくる。(1998年録音)
posted by あおのり at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Red

シカゴの軌跡    CD

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シカゴは中学生のときにベスト盤を聴いたきりで、紙ジャケのボックスをオトナ買いしてしまった。彼らはデビューアルバムから2枚組で Chicago Transit Authority (シカゴ交通局)の名義で発売された。シカゴ交通局からの苦情を受けて、次作からは Chicago を名乗っている。ジミ・ヘンドリックスがファンになったと言われるテリー・キャス(g)、ハイトーン・ヴォイスのピーター・セテラ(b)、ヒット曲を書いたロバート・ラム(key)と、歌も楽器もこなすメンバーがそろっていた。シカゴと言えば「ブラス・ロック」で「反体制派」が冠されていたけど、いかんせんトランペット、サックス、トロンボーン1本ずつでは「ブラス」の厚みはなく、政治的主張も顔をのぞかせるくらいで、この手のキャッチコピーはあてにならない。「ビギニングス」「クエスチョンズ 67/68」のヒット曲から、「フリー・フォーム・ギター」まで収録されていて、この先どうなるのかが楽しみ。(Chicago Transit Authority  1969)
posted by あおのり at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ロック

2021年09月29日

CD9 ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第3番 第7番「大公」 他

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ピアノ三重奏曲第3番は、師匠のハイドンから「(重苦しい)ハ短調は理解されないだろうから、出版を止めた方が良い」と忠告されたが、結果的にはすんなりと聴衆に受け容れられたことをハイドンは驚きつつ認め、ベートーヴェンは「あの忠告は嫉妬によるものだ」と言い放ったらしい。「親の心子知らず」とも言うべきか。第7番「大公」は有名曲で、このセットでは<第6番 大公>と表記されているが、やはり第7番の間違いだろう。第3番から十数年経った頃の作曲で、40分を超える大作だ。お終いには、アレグレットが2曲収録されている。演奏はあまりベートーヴェンらしくないというか、軽やかで優しく感じる。
posted by あおのり at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Jaqeline Du Pre

ファースト・プレイス・アゲイン / ポール・デスモンド   CD

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ポール・デスモンド(as)が好きで、デイヴ・ブルーベック(p)が苦手だったら、こういうのを聴くしかないのだけど、「音が悪い」と思い込んで持っていなかった。というのは、学生時代に池袋のジャズ喫茶でよくかかっていて、ちょっとかすれたような音だったからだ。クインのマスターから「持ってけ」ともらったCDで聴いてみたら、マトモな音だった。要するにあれは、「擦り切れるほど」聴かれたLPだったらしい。ジム・ホール(g)、パーシー・ヒース(b)、コニー・ケイ(ds)とメンバーも良く、名盤と言われていただけある内容だ。ただ左右泣き別れがきついので、ぼくはモノラルにして聴いている。(First Place Again / Paul Desmond   1959 Warner Bros.)
posted by あおのり at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 1950年〜

2021年09月28日

CD39 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 他 / ダヴィッド・オイストラフ フランツ・コンヴィチュニー指揮 シュターツカペレ・ドレスデン

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ソ連のオイストラフは、ハイフェッツと並び称されたヴァイオリンの名手。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の他に、ヴィエニャフスキーの「2台のヴァイオリンのための練習曲」とサラサーテの「ナヴァラ」を息子のイゴールと共演している。いかんせん録音が古いのではあるが、オイストラフのたっぷりした響きはソ連のメロディヤ盤の方がとらえている。いやもしかしたら、ソ連盤は国威発揚のためにデフォルメしていたのかもしれない。(1954年録音)
posted by あおのり at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Grammophon 111 Red