2021年04月30日

極東組曲 / デューク・エリントン   LP

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エリントンの楽団は国務省の親善使節として、1963年9月にダマスカス、ボンベイ、スリランカまでたずねたが、ケネディ大統領暗殺で帰国した。各地の音楽を吸収して、1964年の訪日で「アドリブ・オン・ニッポン」が作曲された。片腕だったビリー・ストレイホーン(arr)の絶筆でもあるこのアルバムは、作編曲とメンバーのソロの両方が見事で、とくに「アドリブ・オン・ニッポン」でのエリントンのピアノは絶品だ。(Far East Suite / Duke Ellington   1966 RCA)
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ベートーヴェン1

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交響曲第1番、第4番とエグモント序曲を収録。変な言い方だけど、カラヤンのベートーヴェンは、本当にベートーヴェンらしく聴こえる。少なくとも、モーツァルトよりもずっと相性が良いのではないだろうか。第4番はクライバーの演奏に比べるとちょっと煮え切らないような、あるいは耽溺しているような気がする。
posted by あおのり at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Karajan Symphony Edition

2021年04月29日

マーラー 交響曲第1番「巨人」 / エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団 CD

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インバルは近年、都響でマーラーを振っている。これは1985年とデジタル録音も手慣れて来た頃に、フランクフルト放送交響楽団を振って全集にした録音。しっとり暗めな弦楽器に、輝かしく炸裂する金管のコントラストが印象的で、とにかく演奏が見事だ。抑え気味に進んで行って、ラストでの盛り上げはきっぱりしている。弱奏部でハムが聴こえる(わが家のオーディオの不調かと思ったけど、そうではないらしい)のが残念だけど、それを除けば録音も素晴らしい。(Gustav Mahler Symphony No. 1 / Eliahu Inbal Radio Sinhonie-Orchester Frankfurt    1985 Denon)
posted by あおのり at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック オーケストラ

アンイージー / ヴィジェイ・アイヤー    CD

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ヴィジェイ・アイヤー(p)はインド系、リンダ・オー(b)は中国系、タイショーン・ソーリー(ds)はアフリカ系という背景をもち、アメリカで暮らしている。「アンイージー」(不安)は、いつ爆発してもおかしくないアメリカ社会の病巣への不安を表した曲。ジャケットでは自由の女神が崖っぷちにいるように、決してハッピーな雰囲気ではないが、音楽の密度は濃い。ドラムが鮮烈でベースがこもり気味、エコーも希薄でECMらしからぬ録音なので、持ち込み音源なのかもしれない。(Uneasy / Vijay Iyer Linda May Han Oh Tyshawn Sorey   2019 ECM)
タグ:ECM
posted by あおのり at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャズ 2010年〜

モーツァルト3

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出だしはみんなが知ってる?交響曲第40番、そして第41番「ジュピター」を収録。カラヤンとベルリン・フィルの演奏は磨き上げられて屈託がない。第40番は短調でも憂いなく晴れがましく、第41番はさらに健康的な構築美を見せつける。ジャズ・ピアニストでアケタオカリナの社長、明田川荘之氏は「カラヤンは派手だカラヤン」とかましていたけど、ま、そういう感じかもしれない。 
posted by あおのり at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Karajan Symphony Edition